以下の項目に眼を通していただき、当塾がお子様に適するかどうか事前にご判断ください。
受講料等料金について
入塾金、諸経費、冷暖房費、教材費、施設利用費等、様々な名目で余分に頂くことはございません。頂くのは月々の定額受講料のみです。
幣塾の受講料に対する考え
幣塾はいかなる事由があってもいただく料金に差をつけるべきではないと考えております。従って、いかなる割引制度もございません。入塾、入会を促進するための期間限定割引も致しません。割引を享受される方の陰で、対象外となった方が反対にその分の不利益を被ることになるからです。無料体験も同様の理由で行いません。数学に困ったと思われた機会に、いつでも公平感に懸念なく入塾できるようにあるべきだと考えております。また、入塾金、教材費等といった初期費用も設けません。短期間で退会することで生じてしまう捨て金(業界用語でいう『シバリ』)をなくすためです。塾業界は未成年を扱う場であり、未成年者の目にさらされる業界です。いかなる面においても良心的であることが求められるはずです。クーリングオフの制度も、最低限の法的許容範囲のみにとどまらず、制度の精神自体が守られるべきだと考えています。
入塾初頭もしこの塾があわないと感じられた場合、ひと月以内に申し出いただければ、納入いただいた全額をお返しいたします。ですので、最初の一カ月分だけは後払いにしていただいております。無論、退塾の意思に反して無理にひき止めるようなこともいたしません。
受講料が返金される場合
以下の理由で長期間通塾が不可能となった場合も、その期間の相応分を返金させていただきます。
1,重大な感染症に罹患したり、その濃厚接触者として通塾不能な期間が生じた場合。2,短期留学等で一定期間通塾不能な期間が生じた場合。
授業の在り方について
1、弊塾は数学克服に特化した塾です。独特の噛み砕いた授業です。数学を苦手にする生徒の多くが、とても分かりやすいとの印象を抱いてくれると思います。
その反面、極めて優秀な生徒には、説明が丁寧過ぎて、まだるっこく感じてしまうかもしれません。誰もが分かっていること、すでに解法を知っていることでも、応用力拡張のために別角度から論じることの多い授業です。
2、生徒の分からないところだけを教える個別質問対応型の指導ではありません。数学が苦手な生徒にとっては、どこが分かっていないのかも自分で把握できていないものです。また、特定の問題のみを教えてもらっても、その単元の骨格部分が分かっていなければ、付焼刃にしかなりません。個々の症状のみを緩和するだけで、病原根治にならない対症療法とおなじです。このため幣塾では、個別質問対応より授業を優先します。たとえ、一人のクラスでも、まずは授業を行います。そして、まず各分野の幹を構築することを目指します。そのうえで、試験直前に質問大会講義を行いわからない所をうめていきます。
3、幣塾は受験テクニックにより作業能力だけを高めることによって、得点力を上げることはいたしません。
4、試験においてどのような問題が出るかは、問題の重要度と過去の経験から明らかです。幣塾は各高校の定期テストの過去問題を教材として用いることはありません。各高校に失礼であると考えております。学校の試験問題を複写し、後の試験対策の教材として用いることは、塾業界の悪習だと考えています。
座席について
生徒が不必要な気遣いをしないように、幣塾はすべて座席指定です。
ネット上においての表記方針
インターネット上においては、講師や生徒を問わず、いかなる実名も記さない方針です。顔写真掲載もいたしません。
教材について
一般の塾にとって教材の販売は重要な売り上げのひとつです。しかし、各高校でも別の教材が与えられ、提出の義務もあります。教材を過剰に持たされることは、高校生にとってかえって学習意欲をそぐほどの大きな負担となります。そこで幣塾では、教材を一切与えません。高校で用いる教材をそのまま活用して授業に活かします。もちろん、高校で宿題にする問題を幣塾の授業でやってしまうようなことはいたしません。学校の授業運営に差し支えないように十分配慮いたします。
教育機関として
塾講師といえども、未成年に関わる大人としての責務があります。関わる以上、教育機関として節度ある運営に心がけ、若者の成長に寄与しなければなりません。当塾は以下のことを守ります。
1、幣塾は営利組織である前に、教育機関として姿勢を保持します。過剰な勧誘活動、生徒に対する友人勧誘の強要、広告宣伝活動への卒塾または在塾生徒の実名利用、退塾希望者に対する無理な引き止め等を、当塾は行いません。
2、インターネットや折り込みチラシ等において、幣塾が塾生または卒塾生による体験記などを広告に掲載する場合、必ず本人によるものを利用します。たとえ本人承諾があっても合格体験記の代筆を行いません。また、たとえ本人やご家族の承諾があっても実名掲載を行いません。
3、教室における礼節を生徒と共に共有していきます。さらに、生徒に対し、素直な人格の形成に寄与すべく傾聴に心がけていきます。しかし、問題行動を取る生徒に対しては厳しく対処していきます。